on the tip of one’s tongue 復習
昨日の夕食時にホストマザーとウィンタースポーツについての話をしていました。ホストファミリーは毎冬スキー、スノーボードに出かけるそうなのですが、まだチャレンジしていないものが一つあるそうです。しかしそのスポーツの名前が思い出せずモヤモヤしている時に、It’s on the tip of my tongueと言っていたのを聞き取りました。文脈から「もうここまで出かかっているのに、もう少しで思い出せそうなのに」といった意味になることは容易に予測できましたが、面白い表現だと感じたので調べてみました。以下辞書の定義です。
Oxford Dictionary of English (2th): “almost but not quite brought to mind or spoken”
Cambridge Dictionary: “If something that you want to say is on the tip of your tongue, you think you know it and that you will be able to remember it very soon”
『ジーニアス英和辞典』第5版(大修館):「〈物・事が〉のどまで出かかって(思い出せなくて)」
人の名前などが、あとちょっとで思い出せそうなのに思い出せないという状況に陥ったことはだれしも経験があると思います。そんな状況で使える表現です。日本語では「のど」で表しますが、英語では「舌の先」で表現するのですね。個人的にはこのようなちょっとした表現の違いなどにとても興味があります。結局、夕飯の終わり際に思い出せなかった競技がクロスカントリーであるということが判明し、ハッピーエンドとなりました。(ko-chi @ Calgary)