常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bundle up 復習

カナダの冬はやはり、日本の冬とは比べ物にならないほど寒いそうです。カナダにいる人たちは、単に冬を過ごすではなく、冬の間を生き延びる(survive)という表現をよく使っています。そんな話をしている時に教えていただいた表現を紹介します。

bundle upです。 bundleで「束」という意味やa bundle of 〜 といった表現は知っていたのですが、この句動詞は知りませんでした。

語学学校の先生には“put on a lot of warm clothes or layers”という意味であると教えていただいたと同時にBefore outside in January, it’s necessary to bundle up. という例文も併せて紹介していただきました。

辞書で確認していきます。

Oxford Dictionary of English (2th) : “dress (someone) in many warm clothes”

Collins English Dictionary.com: “If you bundle up, you dress in a lot of warm clothes, usually because the weather is very cold. If you bundle someone up, you dress them in a lot of warm clothes”

ジーニアス英和辞典』第5版(大修館):「 [〜O up] 〈人〉を[毛布などで/寒さに対して]暖かくくるむ」

まとめるとbundle up で「自分が暖かい服を着込む」、bundle someone up or bundle up someone で「○○に暖かい服を着させる、着込ませる」という意味になるということがわかりました。

一日の気温差が15度から20度近くあったり、21時過ぎてもまだ外が明るかったりと日本では考えられないような環境です。「まだ外が明るいから時間あるなー」と思っていたら、21時を過ぎていて急いで宿題をやった、なんてことがもうすでに数回あります。冬のことを考えただけで寒気がします。まだ先の話ですが、しっかりbundle upして、生き延びたいと思います。[ko-chi @ Calgary]

bundle up 復習 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から