常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

deep voice 復習

 先日友人と「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」という映画を見ました。その中でdeep voiceというセリフがありました。字幕版で見ていたこともあり「低い声」という意味であることはすぐにわかりました。しかしながら、低い声はlow voiceではないのだろうかと気になったの今回はそれを調べてみました。

ジーニアス英和辞典』(第四版,大修館書店)にはlowは「〈音程・声が〉低い」という意味のほかに「〈声・音などが〉小さい,柔らかい」という意味がありました。それに対して、deepは「〈声・音などが〉低くて張りのある,太い」という意味があると記載されていました。インターネットによるとlowは声の工高低よりは声の大きさを表す時に使われる単語であることが分かりました。

 確かに映画のセリフは声の高低に関して言っているものだったので、いかにdeep voiceがピッタリの表現であったのかわかり勉強になりました。(rain)