常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

pop up 復習

埼玉県の武蔵丘陵森林公園では、華麗な花々が咲き誇っています。観光客を魅了しているようです。

Popping up early

Visitors stand among blooming Iceland poppies in Musashi-Kyuryo National Government Park in Namegawa, Saitama Prefecture, on Saturday. The park was crowded with visitors, with some taking photos of the orange, yellow and white flowers, of which there are more than 600,000. The Iceland poppies bloomed about a week earlier than usual because of high temperatures in March. The flowers will be at their best until late this month.

http://the-japan-news.com/news/article/0004356953

本日取り上げる表現は見出しにもあります、pop up/pɒp ʌp/ です。各単語の母音の発音には気を使ったほうが良さそうです。衣服業界に興味があるが故にしばしば”pop up store”という言葉を耳にするのですが、正しく理解できていないと思ったので取り上げることにしてみました。
手持ちの辞書、『ジーニアス英和辞典』(第五版、大修館書店)にによりますと、「(解決策などを)次々出す。」、「ポンという音、ポンと弾けること、炭酸水やサイダーなどの蓋をあけるとポンと音を立てる飲み物」あるいは一続きの単語として、「ポンと飛び出る」と記されておりました。これらの意味から”pop up” は「突然何かが現れる」というイメージでも良いかと思われます。実際、衣服業界におけるpop-up storeの意味はWikipediaによると、「空き店舗などに突然出店し(ポップアップ)、一定期間で突然消えてしまう店舗のこと。」と記されておりました。(WREN)