常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

savor 復習


ASAHIWEEKLY March 4, 2018 Omotenashi(p.10) Poke bowlからです。
ひな祭りといえばちらし寿司です。著者はアメリカの友人に振る舞いましたが、甘みが強すぎるとして受けが良くありませんでした。ハワイ料理の1つにポケ丼というごはん料理があります。

(前略)

While some of my friends of Asia descent savored chirashi-zushi down to every detail, in general, people did not notice the small pieces of vegetables in the rice. In addition, sometimes they said the dish was too sweet.

(以下省略)

今回取り上げるのは“savor”/ séɪvə / です。以前レシピについての英語の記事を読んでいた時に“savory”という「塩気が程よくきいた」という単語を調べたのですが、動詞になるとどのような意味になるのだろうと思いました。予測ではしょっぱく感じるなどかなと思いました。(『ジーニアス英和辞典第五版』大修館)で調べると「(飲食物の味、香り)をゆっくり味わう」とありました。形容詞の場合とは少しニュアンスが違う意味になりましたが、味に関することではあると分かりました。さらに“down”がついているので“savor”単体よりも深く味わうという意味が含まれていると予想しました。(Creative)