常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

hit where it hurts 復習

 一昨日の裏ゼミにて “hit where it hurts” という句動詞について UG先生が仰っていました。『ジーニアス英和辞典第5版』(大修館) を引き改めて調べてみると、 “where it hurts” は「突かれると痛い箇所、急所」を指していることが確認でき、直訳すると「急所に当てる、痛い箇所を打つ」となることがいえます。したがって、 “hit where it hurts” で「痛いところを突かれる、的中する」という意味で使われることがわかりました。
 また以前 AWに掲載されていた “hit one's sore point” という表現も「痛いところを突く」といった意味合いで用いられることを思い出しました。確認のため調べたところ “one's sore point” で「(誰かの) 泣き所、弱点」といったニュアンスを持ち、“hit” を伴うことで「弱点を突く、痛いところを突く」という意味合いで使われると窺えます。
 さらに、先生のお話の中にもありましたが、お馴染みの ”home” という単語の中には「陣地、決め手」といった具合にその中心や深層部分を指す意味合いが含まれる場合もあり “hit” を動詞に添えた “hit home” も「痛いところを突く、的中する」といった意味で表現されるそうです。(Hapidra)

https://mayonez.jp/topic/4742?page=3

https://ejje.weblio.jp/content/hit+where+it+hurts

https://ejje.weblio.jp/content/hit+home


You are a sight for sore eyes. - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から