長野から

　訓練の感想です。

　先週は、日本人研究のプレゼン発表と安全対策などの講座が行われました。
　プレゼンでは、語学クラスごとに分かれて、約3週間かけて準備を進めてきました。私たちのクラスのテーマは、「日本の宗教観から見える習慣・文化」で、８分間のプレゼンテーションを行いました。これを機に、今まであまり意識することのなかった日本の宗教観を見つめ直し、自文化理解を深めることができました。

　安全対策の講座では、元警視庁の方がアドバイザーとしてご指導してくださり、現地で狙われやすいシチュエーションや、テロにあっってしまった時の対策法など、実践を通して教えて頂きました。
　実際に、通りを歩いていると仮定して、とっさに地面に伏せ、ほふく前進する練習も行いました。この講座を通して、テロの恐ろしさや、現地は日本と違い安全ではないということを改めて認識し、自分の身は自分で守らなければいけないと痛感しました。

　来週には語学の中間テストが控えているので、訓練所の雰囲気は緊張感で溢れています。訓練生活も残り半分だと思うと、本当にあっという間で焦りを感じますが、一つ一つ着実に学んでいきたいと思います。（Hakata）