常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

quirk 復習

 猫の体の模様が奇跡的な可愛さ!と話題になっています。

A CAT is currently stunning Japan because its nose is in exactly the same shape as his feline self. As a result of a biological quirk the kitty’s nasal colouring has formed another tiny cat on the front of his face.

一部抜粋

https://www.thesun.co.uk/news/4093209/meet-the-fantastically-feline-cat-whos-become-a-hit-in-japan-thanks-to-his-ultimate-selfie-on-the-end-of-his-nose/

 ”quirk”/ kwə'ːrk/を取り上げます。
 辞書を引いてみると「逃げ口上、言い逃れ」「気まぐれ、(変な)癖、突拍子もないこと」「深彫り溝」とありました(『ジーニアス英和辞典』)。今回は文脈から、生物学の「気まぐれ」という意味で用いられていると分かります。また人間の気まぐは”whimsy”や”moody”、変化しやすい水銀に見たて”quicksilver”などと表わすことができます。それらはまさに気まぐれという名の言い逃れのような気もしますが、世の中にはこのように説明し難い現象などがたくさんあります。以前にも取り上げられているのでURLを貼っておきます。(MMF

http://d.hatena.ne.jp/A30/20110225/1298561771:tittle
http://d.hatena.ne.jp/A30/20161030/1477813806:tittle