常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

simian #2

 花粉症に悩まされるのは人間だけではないようです。

Hay fever makes no distinctions among humans and simians

SUMOTO, Hyogo Prefecture--It's hay fever season again in Japan, but humans are not the only species with the sniffles.
The Awajishima Monkey Center here reports that 20 of its 250 or so specimens have been sneezing and rubbing their itchy eyes and noses since mid-February.

http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201703040035.html

 見出しにある“simian” /símiən/を取り上げます。文語で、形容詞としては「サルのような」、名詞として「サル」の意味があります(『ジーニアス英和辞典』第五版)。Oxford Living Dictionariesでは“An ape or monkey”と定義されていました。
語源はギリシャ語で“flat-nosed”を表す“simos”だと考えられるそうです。
 淡島モンキーセンターがある関西地方の花粉の量は昨年の約360%にもなると予測されています。一方で関東地方は前年度よりもやや少ない70%になるといわれています。
 これは、夏の天候を元にしており、「気温が高い・日照時間が長い・雨が少ない」の花芽が成長しやすい条件が揃うと花粉の量は多くなります。(flyingbird)

simian assailants解説 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から