Bidding adieu to A30
本日,6号館(大学院棟) 研究室「A30」にお別れをしてきました。
A30に越してきたのは,前住人 山岸 和夫先生が旅立たれた翌年,2002年のことでした。英語学と辞書学の泰斗だった先生の研究室を引き続いで15年間。浅学非才の身は先生のような業績を積むことはかないませんでしたが,それでも学生を育て,学位を取得し,自分の研究も少しだけ進めることができました。それから文科省の仕事,雑誌や英字新聞での連載,著作の刊行,そして公共放送で番組を担当したのもすべてこの間でした。思えば中身の濃い15年だったと思います。
しかしながら,まだまだ夢は半ば。次の目標(それはおそらく最後の目標となりましょう)に向けて,今度は新しい研究室(3420)で新たなページを綴っていくことになります。
最後の最後までゼミ生にはお世話になりました。君たちの「若さ」がなければ,このおじさんは間違いなく疲れ果てていたでしょう。助かりました。本当にありがとう。
来週のゼミ合宿のあと,日曜日からはUnpacking大作戦の開始です。今度の主力は新3年生でしょう。さぼっていた人はその分,活躍してください。(UG)