後期開始を前に
明日から授業再開です。まだ夏の連戦の疲れがとれず苦しい立ち上がりですが、そんなことは言ってはおられません。次々と仕事をこなせば疲れもそのうちどこかに飛んでいくでしょう。
閑話休題。東スポの松岡氏に関する記事を読んでいたら、以下のような表現がありました。
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松岡はBS朝日が生中継した「ATPツアー・ファイナル」でアツすぎる解説を連発。錦織は乗ってくるとどんな球でも返せて、どう打っても外す気がしない“無敵状態”になるという。アスリートのこのような状態は一般的に「ゾーン」と呼ばれる。13日のダビド・フェレール(32)戦では絶好調の錦織を見て、「スーパーゾーンに入りましたよ」と絶叫した。ちなみにスーパーゾーンという言葉は松岡のアドリブによる造語だ。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/334502/
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松岡節の「ゾーン」はin the zoneのことですよね。確か過去ログにもあったと思いますが、zoneに入るで「無我(敵)の境地」「完全集中」のことを意味します。
後期もバタバタするでしょうか、学生の英語力をアップするという「試合」をin the zoneの境地で駆け抜けるつもりです。
In the zone - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から
PS そういえば広島カープの「神る」(?)もこれで表せますね。無我の境地と神がかっているとではニュアンスに差はありますが、まあ「神る」、「神っている」という状態の訳例のひとつになるのではないでしょうか。