常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

hot potato 復習

私が小学校6年生の時の担任だった恩師が校長先生になられ、私の母校に赴任して来られたと聞き、10年ぶりに学校へお邪魔してきました。

新しくクーラーが設置されたり、耐久性の問題で廊下が通行止めになっている箇所があったり、変化しているところもありましたが、ほとんど変わったところはなく、窓から見える景色や床の軋む音など懐かしく感じることが多くありました。

6年生の時のクラスへ案内してもらうと、そこは5年生のクラスで、教室内の後ろの壁にはDo you understand?やFor exampleなど、英語とその訳を書いた紙が貼ってありました。授業でよく使う表現を目につくところに貼っているのかと思いましたが、その中に“hot potato”と書かれているのを見つけました。

そこでなぜ“hot potato”が「難問題, 難局」という意味なのか調べてみると、熱々のじゃがいもは触れなかったり、もつことができないことから「扱いにくい問題」と訳したりすることがわかりました。LDOCEでは“ a subject or problem that no one wants to deal with, because it is difficult and any decision might make people angry”と定義がありました。

他にも“drop ~ like a hot potato”で手に取ったポテトがあまりにも熱いとき、すぐに手放す様子から「〜を慌てて捨てる」という意味があり、イメージしやすい表現だと思いました。(lua)

hot potato #3 - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

play hot potato - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から

hot potato - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から