voodoo/ hoodoo 復習
先日、ディズニーのアニメ映画『プリンセスと魔法のキス』(2009年,アメリカ)を観ました。その中で歌われている歌の詩の中に気になった部分があったのでそちらをご紹介いたします。
その歌は “Friends on the other side”というタイトルで、この作品のヴィランであるドクター・ファシリエが不気味かつリズミカルに歌い上げております。
気になった歌詞には著作権のためここには書けませんが、そのなかにvoodoo, hoodooが含まれています。このvoodooとhoodooをそれぞれ『ジーニアス英和辞典』(第五版,大修館)で調べてみました。
まずvoodooは「ブードゥー教」と載っており、西インド諸島や米国南部の黒人間で行われる魔術的宗教と説明されておりました。他にも「まじない,呪術師」なども意味するようです。ちなみに “voodoo doll”は呪いをかけたい人に似せて作られた人形のことを指し、針を刺したり燃やしたりして呪うそうです。この映画の中でも、 “voodoo doll”のような人形に針を刺そうとするシーンが出てきます。もしかするとこの歌詞と関係しているのかもしれません。
hoodooは「不運を招く人」と書かれておりました。そしてvoodooとはイコールで結ばれておりました。2013年7月9日のブログ記事によると、hoodooはvoodooの婉曲表現とのことでした。(Gomez)