日本英語教育史学会 感想
昨日、日本英語教育史学会に参加させていただきました。今回、多くの先生方研究発表を聴かせていただき、大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
昨日は8つの研究発表を拝見しましたが、ここでは特に印象に残ったK先生とUG先生の発表について触れさせていただきます。まず、K先生は河村重治郎氏について発表されました。お話の中で、「辞書は幾回も幾回も引いているうちに、だんだんと引き方がじょうずになって来るもの」や「(箱を捨てて、辞書に)手垢のつくほど利用してください」など河村氏が辞書に残したことばがいくつか紹介されました。それらのことばとゼミでUG先生から教えていただいていることを結びつけながら聴くことができました。
次に、UG先生は大正音声学ブームの実態について発表されました。音声に関するさまざまな資料を時代で分類し、そこから音声学のブームがいつ生じたかを探るというものでした。私もゼミ生として資料集めなどお手伝いさせていただく中で、資料をさまざまな角度から見ることや論理性など非常に多くのことを学びました。
今回の学会を通して、自分の英語教育に関する知識を深めることができました。また、研究発表を拝見させていただいている中で、改めて知らないことが多すぎることにも気が付き、これから積極的に幅広く学んでいかなければならないと思いました。(ninetails)