常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

sylvan

アメリカの歴史や文化を学ぶ授業で、K先生がペンシルヴァニア州の名前の語源について軽く触れていました。気になったので詳しく掘り下げてみたいと思います。

"Pennsylvania"を"penn"と"sylvania"に分けて見ていきます。

ウィキペディアによりますと、William Pennが"Sylvania"と名付け、その後イングランド王のチャールズ2世が、William Pennの父に敬意を表して"penn"と"sylvania"を合わせたものだそうです。

そこで、"sylvania"の意味を調べてみると、ラテン語で「森」を表す言葉だそうです。(wikipedia)
また、『ジーニアス英和辞典』(大修館)第4版で調べてみますと、"sylvan"という似た単語が載っており、「森の(ある)、樹木の茂った、森に住む(ある)」「森の精」という意味がありました。
さらにLDOCEで調べてみますと、"relating to a forest or trees"とありました(cf. シルバニアンファミリー)。

ペンシルヴァニア州の自然豊かさが名前から想像出来ると思います。(Akim)

Pennsylvania - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森から