常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

日本英文学会 感想

本日は、慶應義塾大学日吉キャンパスで行われた日本英文学会関東支部第11回の英語教育部門シンポジウムに参加致しました。テーマは、「音読の功罪と音読教材としての文学テクスト」で、主に「音読とは何か」についてでした。以前より、先生から教えて頂いた内容と重なるものが多く、音読の大切さを改めて考える良い機会でした。今までの音読を振り返ってみると、良い音読を出来ていないことが何回かありました。良い音読が出来るよう意識していきたいです。
また、今回のシンポジウムの中で、斎藤兆史先生の発表に興味を持ちました。文学テクストを用いた音読は、文法や教養を学ぶことができ、大変良いものがあることを知りました。教養とは、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が様々なものにもじって用いられているように文学の名文に同様なことがあることを学びました。教養とは、このようなことが分かるということかなと思いました。今まで文学にあまり関心がありませんでしたが、このシンポジウムがきっかけで関心を持ちました。今後は、語彙や文法などの勉強だけでなく、文学も読んだり、学んだりしていきたいと思います。
今回このようなシンポジウムを教えて頂きありがとうございました。(Nao)