常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

赤阪大使講演 感想

本日は学術講演会にて赤阪大使のお話を拝聴しました。このような機会でもなければ学生がお会いすることはできない方の講演を聴くことができ、本当に幸運であると感じています。お忙しいなか、貴重なお時間を割いて講演に来ていただき、本当にありがとうございました。また、私は大役ではありませんが、進行に従事させていただきました。大勢の学生や教授方の前に立つことにすら緊張し、マイク持つ手は震えていましたが、この経験により、自分の中にある殻が破れたように感じました。このような機会を与えてくださった英文科の諸先生方,UG先生に感謝申し上げます。

世界中で様々なお仕事に携わってきた赤阪大使のお話はとてもスケールが大きく、日本という一国の中で生きている私達と、スイス、パリ、ニューヨーク、他何か国にも渡ってご活躍され、世界を駆け巡ってきた赤阪大使とでは纏っている空気が違うことを感じました。もともと世界で働くことに強く関心があったために、世界で働くことへの生きがい、そしてその仕事への使命感を抱くということについて聞かせていただいた際には鳥肌が立ち、強い憧れを抱きました。また、英語学習の方法やコミュニケーション力向上のための練習法、日本のニュースだけでなく世界で何が起きているのか知るということの大切さも教えていただきました。これらはゼミでもUG先生の教えのもと実践していることでもあり、積み重ねることの大切さを実感しました。

私はなぜか早い段階で自分を見切ってしまうことが多く、自分が努力して得たいものを得るという発想をしたことがあまりありませんでした。どこかで「今から努力してももう遅い」のように感じてしまっているのです。しかし、ゼミを通して段々そのような考えは払拭されつつあり、今回の赤阪大使の言葉は決定打となって心に強く刻み付けられました。今回感じたことを大切に、今後も目標に向かって努力します。

今回の講演では、講演中のみならず準備の段階から携わらせていただき、さらに講演では大いに気持ちを鼓舞され、本当に貴重な経験となりました。今後努力するかは自分次第ですが、良い方向に繋げられるように日々、積み重ねていきたいと思います。(Inaho)