常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

crotchety

今回は映画「モンスター・ハウス」からです。主人公のDJが住んでいる家の向かいに住むおじいさん、Nebbercrackerは、おもちゃなどが庭に落ちたり、それを子どもたちが取りに来たりすると、「近づくなと言ってるだろう」などと異常なほどに怒ります。そのおじいさんがこの日心臓発作で倒れてしまい、救急車で運ばれました。それをDJのベビーシッターをしているZeeがボーイフレンドのBonesに話します。


Z: You know, I saw an ambulance here today.
B: So?
Z: So maybe Nebbercracker really did die.
B: We should be so lucky. The guy is evil.
Z: No, he’s just a crotchety old dude.


Bonesが、Nebbercrackerが倒れたことをラッキーだと言っているのに対し、Zeeはおじいさんのことを“No, he’s just a crotchety old dude.”と言っています。文中の“crotchety”を知らなかった為調べてみると、「<老人などが>(ささいな事に)気難しい、怒りっぽい」(『ジーニアス英和辞典第四版』大修館書店)、“easily annoyed or made slightly angry”(LDOCE)と記載がありました。このおじいさんがなぜこんなにも子どもたちに対して怒るのか、そして彼の住む家の秘密も映画の後半で徐々に明らかになります。(Green)