常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

集中講義 感想

今日は職場の休みを利用してW大学院の集中講義に参加させていただきました。cf. http://d.hatena.ne.jp/A30/20150827/1440622304


UG先生の授業に参加することで刺激を受け、自分を動機付けするというのが私の常套手段なのですが、今回はそれに加え、経験豊富な現職の先生方や勉強熱心な学生たちとの交流を通し、自分の日頃の実践を振り返ることができました。


4月から職場が変わり、新たな環境で教鞭を執るようになってから5ヶ月が経ちました。今のところ目立った問題はありません(7月に実施した授業評価アンケートを見ても、私の授業に対しての評価は決して悪いものではありませんでした)。それでも、どこか自分の実践に「違和感」を感じていました。そして今日、その「違和感」の正体がわかりました。


それは私の実践に「まなざし」の視点が欠けていたことです。周囲の環境の変化に慣れることに必死になり、目の前の生徒たちと「まなざし」を共有しようとする姿勢が欠けていたのです。そして「まなざし」の欠如から派生して、「greetings」「声の使い方」「姿勢」「focus」「授業のリズム」「語りと理解」など、授業を成立させる上で必要不可欠なポイントが中途半端になっていたように思います。


「まなざし」をはじめとするこれらのポイントは経験をただ積めば磨かれるというものではないと思います。UG先生のもとを定期的に訪ねていますが、その度に刺激を受けるだけでなく、少しでも成長した姿をお見せできるように、2学期以降、「まなざし」を意識して生徒と向き合っていこうと思います。


UG先生、大学院生やゼミ生の皆様、本日はありがとうございました。(Koyamamoto)