常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

hold down the fort

映画「くもりときどきミートボール」からです。

この映画は大西洋の小島に建てられた「スワロー・フォールズ」という港町を舞台に、主人公のFlintが発明した、水を食べ物に変えることの出来るマシンが波乱を呼ぶストーリーになっています。今回表現を取り上げるのはFlintと父の間で交わされた会話からです。
町で行われるセレモニーに父が行く間、釣具店の店番をするとFlintが父に伝えるとき、“I’ll hold down the fort here.”と言っていました。辞書には「とりでを守る;≪略式≫留守を守る、留守中管理する」(『ジーニアス英和辞典第四版』大修館書店)と記載があり、LDOCEには“hold the fort”で“to be responsible for something while the person usually responsible for it is not there”とヒットしました。「店番は僕がしておくよ。」というようなことになると考えました。(Green)