常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

bereaved 復習

520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故は12日、発生から30年を迎えました。群馬県上野村の墜落現場「御巣鷹(おすたか)の尾根」には日の出から、犠牲者の家族が慰霊登山に訪れました。

Relatives of JAL crash victims make 30th-anniversary hike up mountain ridge

UENO, Gunma -- As dawn broke on Aug. 12, bereaved family members began the hike up to Osutaka mountain ridge where 520 people were killed in an airplane crash 30 years ago.

今回取り上げる表現は、“bereaved”です。bereavedの意味はご存じのように「近親者を亡くした、死別された」で,familyと一緒に使われる場合には「遺族」と訳されます。しかしながら,LDOCEには、“having lost a close friend or relative because they have recently died”と定義されています。recentlyというのが気になります。たとえ30年経っていても最近の事であるというニュアンスが含まれるのでしょうか。栃木県の教職を目指しておられる佐瀬先輩,どう思われますか。(Nao)

http://mainichi.jp/english/english/newsselect/news/20150812p2a00m0na021000c.html