常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

roly-poly

昨日、お二人の卒業生がいらっしゃいました。大変貴重なお話をお聞きし、多くの刺激を受けました。受けた刺激を糧に今まで以上勉学に励み、後悔しない大学生活を送りたいと思います。お忙しい中ありがとうございました。お二人のご活躍お祈りしております。

沖縄で伝統的に行われている闘牛は、マタドールや剣などを使わない、横綱と呼ばれる「プロ」の牛同士の純粋な決闘です。カタルーニャ州で禁止されて以来、スペインの闘牛は動物愛護団体の圧力にさらされている状況の中、沖縄の闘牛を今も行われています。


URUMA, OKINAWA PREF. – Blood-shot eyes fixed menacingly on their foe and snorting furiously, two giant bulls smash into each other with shuddering force: in Japanese bullfighting, matadors need not apply.
中略
A bloodless spectator sport dating back hundreds of years also known as bull sumo, champion prizefighters are called yokozuna — like the roly-poly wrestlers — and lead a pampered life.
以下省略

今回拾い上げる表現は、“roly-poly”です。どのような意味か『ジーニアス英和辞典第4版』(大修館書店)を確認すると、「丸々太った、ずんぐりした」と記載されていました。今回の使い方は、“the roly-poly wrestlers”で「丸々したレスラー」となっています。では、英英辞典には、どのように定義がされているか見てみると、Longman Dictionary of Contemporary Englishには“a roly-poly person is round and fat”とありました。調べてみて、日本語と英語の捉え方に違いはあまりないと思われます。闘牛は、スペインのイメージが強く、沖縄にも伝統的な闘牛があることに驚きました。(Nao)


http://www.japantimes.co.jp/news/2015/07/28/national/pampered-life-okinawas-yokozuna-fighting-bulls/#.Vbep3GwVjIV