常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Que Sera Sera

本日は急激に気温があがり、北海道においても30℃を超える暑さだったそうです。そんな中、本日行われたゼミの授業でUG先生が“Que Sera Sera”を紹介されました。個人的には、とある楽曲の歌詞にありましたので、聞き覚えはありましたが、意味は全く分かっていませんでしたし、てっきり日本語だと思っておりました。

手持ちの辞書(『ジーニアス英和辞典第四版』大修館書店)とLDOCEで調べてみましたが載っていなかった為、ネット検索をしてみると、「なるようになる」と書かれているサイトが多く見つかりました。しかし、Wikipediaには、 [「Que Será, Será」は「なるようになる(Whatever will be, will be)」という意味のスペイン語だとされることもあるが、実際はスペイン語の文としては非文法的であり、スペインで用いられた歴史もない。そのため専ら英語圏のみで(一種の擬似外国語として)使われたフレーズであると考えられている。]とありました。

ちなみに、“que”,“sera”それぞれの英語での意味は何か気になったので調べてみると、“que”は「略 Quebec」、“sera”は「serum(血清)の複数形」(共に『ジーニアス英和辞典第四版』大修館書店)とありました。同じ綴りでも全く違った意味になるようです。(Green)