forget-me-not 復習
先日“forget-me-not”という英単語をUG先生に教えていただきました。
『ジーニアス英和辞典第四版』(大修館書店)で改めて調べてみると「ワスレナグサ」とあります。ちなみに、ワスレナグサは米国アラスカ州の州花。語源はドイツの悲話にちなんでいるようです。
騎士ルドルフが恋人ベルタのためにドナウ河畔に咲くこの花を摘もうとしましたが、足を滑らせて川にのまれてしまいました。その時にルドルフは最後の力を振り絞って、積んだ花をベルタに投げ、“Forget me not!”と叫んだのでした。残されたベルタはルドルフがくれた花を髪に飾り続け、彼の最期の言葉をその花に名つけたという伝説があります。なぜ“Don’t forget me.”ではないのかというと、中世英語では“Forget me not”という形だったからだそうです。
花言葉は、日本では「真実の愛」「私を忘れないで」。西洋では「True Love」「Memories」です。なんだか切ないです。(Minus Two)