サスクェハナ通信 #8

　先日、ニューヨーク・シティにある９．１１メモリアルに行きました。行ってみると、明らかに他の場所とは異なる独特の雰囲気を感じました。他の観光地とは異なり、騒ぐ人がいませんでした。ただ、写真撮影にこだわって寝そべって撮っている人を見かけました。観光客が多い中何人か黙祷をしている人がいました。夜だったからかもしれませんが、路上販売している人が敷地内やその周辺にはなく、全体的に明るい雰囲気ではありませんでした。雰囲気は、原爆ドームを訪れた際に感じた雰囲気に似ていました。自然と会話が少なくなり、重い空気になりました。それだけアメリカにとって９．１１は、特別なものであると思いました。また、アメリカの重要な歴史の一つとして、出来事の悲惨さを忘れないように鉄骨やがれきなど展示していました。９．１１に行って良かったなと感じました。
　シティを歩いていると、ごみ箱が多く道に置いてある中、ごみや吸い殻がたくさん落ちていて、汚いなと思いました。ごみが少ない所もありました。来る前は、きれいなのかなと思っていたのでショックでした。また、地下鉄に乗った際、優先席がない車両やあっても他の席と同じ色であまり目立っていないことに気づきました。優先席だとなかなか気づきにくいと感じました。日本と比べるとかなり異なりました。注意事項に「ポールを使ってダンスをしないこと」と書いてありました。今まで見たことがなかったので、面白かったです。ニューヨークに行って、日本は、きれいな国だなと日本の良さを感じました。（Nao）

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　写真は、9.11メモリアルで撮りました。