常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

beef 復習

Department stores beef up Chinese service before Year of the Sheep

Major department stores are beefing up their service for Chinese customers ahead of the Lunar New Year holiday season starting Wednesday, bidding for big-spending tourists to offset the slump in domestic spending.

今回取り上げる表現は“beef up”です。辞書で調べてみると「<組織・法律など>を強化[増強]する;…をよりよくする、魅力的にする」(『ジーニアス英和辞典第四版』大修館)と掲載されていました。私も含め、“beef”と聞くと「牛肉」を連想する方が多いと思いますが、“beef”にはそれ以外にも興味深い意味や使い方がありました。

その一つが“Where’s the beef?”です。意味は「真意はなんですか」(『ジーニアス英和辞典第四版』大修館)です。どのような時に使われるかというと、「《(大げさな)発言や発表を聞いてポイントが分からない場合に相手に言う言葉」らしく、「ハンバーガーのパンばかり大きくて肉が少ししか入っていないことのもじり」だそうです。

今回の記事は中国の旧正月についてです。「春節」とも呼ばれ、中華圏では最も重要とされているそうです。また、2008年には法律で、春節は国定祝日にもなりました。

日常会話で使われるような簡単な単語にも、スペリングからは想像がつかない意味が隠れているのが分かりました。とても興味深いので、これからもどんどん知っていきたいです。(Green)

http://www.japantimes.co.jp/news/2015/02/16/business/department-stores-beef-chinese-service-year-sheep/

過去に掲載されておりました。
http://d.hatena.ne.jp/A30/20110209/1297177721

http://d.hatena.ne.jp/A30/20120425/1335344254

http://d.hatena.ne.jp/A30/20120905/1346849014

http://d.hatena.ne.jp/A30/20130122/1358865668