サスクェハナ通信 #5
アメリカに来て、2週間経ちました。やっと寒さに慣れてきました。こちらに来てから宗教に触れる機会が多いです。宗教についてあまり考えたことがなかったので、宗教の話を聞くと新鮮でした。中でも、教会の建物について関心を持ちました。教会には、2種類ありました。神を讃えるために教会があると考え、豪華に作られた教会と貧しい人々など人助けをする費用に充てるために質素に作られた教会があります。教会ごとで、考え方が異なるので、面白いなと思いました。今まで教会は、お祈りや結婚などに用いるものと考え、建物の内装や外観まで考えたことがありませんでした。また、日本のお寺や神社は、どうなのだろうと思ったのと、日本の宗教について知らないことが多いなと思いました。英語だけでなく、日本について勉強する必要があるなと感じました。
また、ペンシルベニア州に「アーミッシュ」(Armish)と呼ばれる人々がいます。彼らは、電気や車に頼て、農耕や家畜で生活をしています。中には、電気やトラクターを使う人もいますが、基本信念が、現代の技術を用いないで、あるがままの生活をすることです。ここに来て初めてこの方々の存在を知りました。私は、このような生活を出来ると想像することができませんでした。宗教によって生活が大きく変わるのだなと感じました。そして、電気や車を使える生活の便利さやありがたみを感じたと同時に、電気や車のない生活をしたくないなと思いました。
宗教について考えていると、私は、仏教の教えを行っているなと思いました。いただきますやごちそうさまと普段食事の際に言うことや、礼儀作法など仏教から来ているものが多いです。普段何気なく行っていることを考えると私は、仏教徒なのかなと思いました。海外に行くことで自分のことや新たな考え方や見方を発見できると言われる意味が分かった気がしました。
写真は、大学内にある教会とアーミッシュが少し昔に乗っていた馬車です。