常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

特別講演会の感想

昨日、文学部・経済学部共催の尾崎英二郎さん(平成3年卒・経済)の講演会に参加してきました。現在、尾崎さんはハリウッド映画業界で活躍しています。学部こそ違いますが、私たちの大先輩にあたります。大学生時代に交換留学、卒業してからは英会話スクールで非常勤講師として働いていた経験があり、渡米する決心がつく前からかなり英語学習に取り組んでいたようです。公演では、映画の話や共演者の話、ハリウッドの台本と日本の台本の違いまで様々な情報を聞かせていただきました。

質問コーナーでは、ひとつひとつの質問に丁寧に答えていただきました。質問がなんでも可ということだったので、返答に困るようなものもあったと思います。その返答のなかには常識を覆したような発想のものもあり、とてもためになるとともに、とても印象深く残りました。「なまたまご」を例にとった話では、私たちは恵まれた環境のなかで生活できているのだと改めて実感しました。

尾崎さんは公演の最初から最後まで、いつか花を咲かせたいのなら「失敗しろ」、「恥をかけ」と念を押すようにおっしゃっていました。尾崎さんは、とにかく俳優になりたくて事務所に片っ端から電話をかけまくったそうです。その本気の行動が今につながっているのだと思いました。私は、失敗を恐れて逃げてしまう傾向にあるので、今回のこの言葉は胸に焼き付けておきたいと思います。また、私はUG先生に「とまるな!うごけ!」と注意されてしまうことが多いので、私にはそういった面でも努力が必要だと感じました。(野球小僧)