常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

研修会

10月15日にK区の某中学校の研修会にて、UG先生が講評、講演をされる機会があり、今回も図々しくも帯同させていただきました。お忙しいなか、ゼミ生を連れて行ってくださったUG先生、そして学生参加を受け入れてくださった校長先生をはじめ現職の先生方、本当にありがとうございました。

研究授業では生徒達が意欲的・積極的に授業に参加している様子で、音読、ワークシート等のペアワークも熱心に取り組んでいました。授業をされた先生は「活動を多く、説明を少なく」となるべく生徒中心の授業を展開されていました。私が(模擬)授業を行う際には、このように生徒主体となる授業展開を目指したいと思います。

UG先生の講評、講演では授業における音声指導に焦点が置かれました。音声指導は音声学の視点からの改善が可能であり、具体的には声に表情をつけたり強勢、リズムを意識すること等が挙げられます。これらを生徒の体に刻み込ませるような活動を授業に取り入れることができれば、生徒達は確実に英語を音(おと)としてではなく音(おん)として身に付けることができるであろうと強く感じました。自分の中学生時と比較して、かなり英語を話す授業が推奨され増加し、音声指導は今後の英語科教育の課題と言われています。これから英語科教育への従事を志望している者として、音声学の知識、そして応用の仕方をより深く学び、活かしたいと思います。

UG先生、そして現職の先生方のご厚意に甘え、学生ながら度々研究授業を拝見させていただいております。毎度毎度本当に勉強になりますし、自らの勉強のモチベーションを高めるきっかけにもなります。またこのような機会がありましたら、是非また参加させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。(Inaho)