常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

講演会のお知らせ

2014年度 青山学院英語教育研究センター・JACET関東支部共催講演会(第2回)
日時:2014年9月20日(土)16:00-17:20
場所: 青山学院大学 総研ビル(14号館) 11F 第19会議室
講演者:佐野富士子(横浜国立大学)
講演題目:「SLA研究最前線: 英語教師に必要な第2言語習得論」
参加費:無料(事前申込不要)

会場の詳細については、以下をご覧ください。
   交通アクセス:http://www.aoyama.ac.jp/other/access/index.html
   キャンパスマップ:http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html

講演概要:
文科省平成23年に「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」を発表、平成26年2月には「英語教育の在り方に関する有識者会議」を設置するなど、生徒の英語力の向上が国家的に要求されている。そのような中、教育関係者の間では、英語教育を実践するために必要な基礎知識として、何をどう教えるかということだけではなく、学習者は第二言語をどう学んでいくのかという観点からみた知識の必要性が広く認識されつつある。本発表では、第二言語習得研究の概要を概説するとともに、なぜ英語教育に第二言語習得研究が必要なのか、その理由を解説し、多くの大学に設置されている英語科教育法の授業シラバス第二言語習得論を組み込むことの意義と課題について論じてみたい。

講演者略歴:
佐野富士子(横浜国立大学教育人間科学部教授)
JACET SLA研究会代表。近刊に『第二言語習得と英語科教育法』JACET SLA研究会(開拓社)2013年;『大学英語教育学体系第5巻 第二言語習得:SLA研究と外国語教育』大学英語教育学会(監修) 佐野富士子・岡秀夫・遊佐典昭・金子朝子(編) (大修館書店) 2011年; 『文献からみる第二言語習得研究』JACET SLA研究会(開拓社)2010年がある。