日本英語教育史学会 第248回 研究例会
再掲です。(UG)
日本英語教育史学会 第248回 研究例会のご案内
日 時: 2014年7月20日(日)午後2時〜5時
会 場: 拓殖大学 文京キャンパス国際教育会館(F館)
(東京都文京区大塚1-7-1)3階 F301号室
参 加 費: 無料
日本社会と英語—寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史』を素材に—
提 案 者: 寺沢 拓敬(日本学術振興会特別研究員PD)
指定討論者: 榎本 剛士(金沢大学)
指定討論者: 青田 庄真(東京大学大学院生)
コーディネーター: 江利川 春雄(和歌山大学)
【概要】
寺沢拓敬著『「なんで英語やるの?」の戦後史 —《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程』(研究社、2014)を素材に、「日本社会と英語」というマクロなテーマを考えてみたい。同書は、新制中学校英語の「事実上の必修化」過程、つまり、一部の者だけの科目だった外国語科が日本社会で大衆性・普遍性をいかに獲得していくかを明らかにしたものである。この分析を通じて、英語教育目的論にとどまらず、日本社会に英語(科)をどのように位置づければよいか、議論したい。
研究例会では、まず寺沢拓敬氏から本書に至る研究の問題意識、方法、新たな知見、現在への示唆等を縦横に語っていただきます。続いて、指定討論者である榎本剛士氏、青田庄真氏から感想、意見、質問等で寺沢氏の著書に切り込んで頂ければと思っています。以上を踏まえて、最後にフロアーとの意見交流を行います。
戦後日本英語教育史の画期的な著作をめぐって、活発な討論が期待されます。会員のみならず、ぜひ非会員、学生・院生の積極的な参加を求めたいと思います。
時間配分
14:00〜14:50 寺沢拓敬氏(50分)
14:50〜15:10 休憩
15:10〜15:30 青田庄真氏(20分)
15:30〜15:50 榎本剛士氏(20分)
15:50〜16:30 全体討論(40分)
16:30〜16:40 諸連絡、感想文記入
17:00〜 懇親会