常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

日本英語教育史学会 感想#6

5月18日に拓殖大学で行われた日本英語教育史学会に参加させていただきました。

勉強の為にと我々ゼミ生に貴重な機会に参加させていただき、先生、ありがとうございました。今回初めて学会に参加しましたが、一日を通し多くの先生方の研究発表を拝聴し、自分の日本の英語教育史に関する知識が乏しく、研究発表の内容に理解が追いつかずといったこともあり無学さを感じさせられました。英語教育の分野はとても関心があるので今回の学会を機として基本的な知識から勉強し直そうと思います。

日本で英語が本格的に学習され始めるのは江戸時代末期からであり、そこに歴史の奥深さを感じる機会は少なく、自分で英語学習の歴史に焦点を置くこともありませんでした。しかし、明治時代には音声や独習書が出版されており当時の実物の書籍を実際に拝見し、英語教育の歴史に対しての価値観が変わりました。まだまだ、語彙、発音、文法と英語の基本的な骨格の学習に悪戦苦闘している段階ですが、英語という言葉の背景知識や日本での英語教育・学習の歴史などにも視野を広げて学習していこうと思います。(inaho)