常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

日本英語教育史学会 感想#5

先日開催された英語教育史学会に参加した感想を述べさせていただきます。

まず最初に思ったのは、日本の英語教育の先人たちから学ぶことの大切さです。SLAやJ.C.Wellsの見解ももちろん大切ですが、日本で日本人相手に苦闘してきたこれまでの「来し方」を知ることは現代の教育にも大きな影響を与えてくれるということです。

次に感じたことは発表者の方々のプレゼンテーションが自分自身のプレゼンをする際の参考になったということです。自分が今までどんなプレゼンをしていたのか、振り返る良い機会だと思いました。そして、今度、私自身がプレゼンする際には、何を言うべきで、何を言うべきでないのか、構成をどうすべきなのか、どのような声を使うのかなどなど、を踏まえて実行してみたいと思いました。

最後にUG先生のプレゼンは素晴らしいの一言に尽きると思いました。それまでの雰囲気を一気に変えられたのは、すごいと思いました。私もいつかは、あのようになりたいと心底思い、今後の目標に掲げました。

英語教育史は、自分にとってまだ未知の領域ではありますが、出来先生や伊村先生などの諸先輩による基本書を読み、基本的な理解を深めたいと思ったことは言うまでもありません。(Kawada)