常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

春ゼミ合宿の感想 #2

4月30日から2泊3日のゼミ合宿が行われました。山中湖のすぐそばだったため新鮮な空気を吸いながら、より一層、勉強に励むことができました。大変お忙しい中遠くまで私たちのために授業をしに来てくださり、共に過ごしてくださったUG先生、本当にありがとうございました。また、私たちの合宿を支えてくださったセミナーハウスの方々、ありがとうございました。
今回の合宿は私たち3年生にとって初めての合宿となりました。これから英語のスピーキング力を身につけるために非常に重要となる音声、発音について主に学びました。英語と日本語とではそもそも単語を発音するときのルールから異なり、英語には日本人が発音できない音が数多くあります。つまりそれは英語を母語とする人と日本語を母語とする人とでは口の筋肉のつきかたが違うということです。
合宿ではまず初めに発声練習から行いました。今まで喉から声を出し日本語を話しているという意識は全くありませんでしたが、英語の発声方法である複式呼吸での発声練習を通していかに普段お腹を使って声を出していないかを強く感じました。これから主に『アメリカ口語教本』を使いながらスピーキング練習をしていきますが、この発声方法が自然にできるようになり、何度も何度も読み込むうちに英語話者が持つ筋肉組織を作っていく必要があることがわかりました。おそらく、それらを身につけ自然にできるようになるには私が想像しているよりも遥かに多くの時間と努力がかかると思いますが、必ずいつの日かできるようになると信じて日々の練習を怠らないようにしようと思います。
またこの合宿ではアルファベットAからZまで一つ一つ丁寧に正しい発音方法を教えていただきました。アルファベットなんて基礎の基礎だと思われがちですが、今までそれさえ正しく発音できずにいたのだと思い知りました。発音方法と同時に発音記号も学びました。発音記号は中学や高校で習ったわけでもないのでなんとなく目を通していた程度ですが、記号を読み書けることで正しい発音方法を知っているということになるのだと思います。発音記号を知っているということと実際に流れの中で発音できるということはまた違うのだとは思いますが、正しい発音を聞けることで自ら発せられるようになりたいです。
ゼミの活動が本格的に始まって1か月が経ちましたが、英語を学ぶことに対して今までは感じなかったような楽しさを少しずつ感じてきています。これをもっと日常的に、「歯磨き化」していきたいです。今回の合宿で学んだことを生かし、バネにしてまた新たな気持ちで日々英語と向き合っていこうと思います。(Fifin)