常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

英語教育講演会・シンポジウム

夜分にすみません。
昨日は久しぶりに先生にお会いすることが出来て嬉しかったです。

遅くなりましたが、以下にシンポジウムの感想を述べさせて頂きます。3月8日(土)に関東学院大学にて、「大変革しつつある日本の英語教育:小学校から大学まで」というテーマでシンポジウムが開催されました。
第一部では文部科学省の方にお話をいただきました。そこで、とある中学校の英語科の授業のビデオを視聴しました。この授業の良いところはすべて英語で授業を行っているにもかかわらず、生徒を一人もおいていっていないということだ、と仰っていました。私はこの言葉に感銘を受けました。最近では中学校でも英語で英語の授業を行って行くという方針になり、日本の英語教育の変革のスピードについて行けるか心配にもなります。このような変革に適応することは簡単なことではないと思いますが、児童生徒の誰一人もおいていかないように皆で英語を楽しめる授業づくりを工夫していくことをいつも根底におかなければならないと感じました。またアジアに出来て日本に出来ないということはない、というお言葉も頂き、勇気が湧いてきました

第二部ではUG教授のご講義がありました。先生から音声指導の見直しとNVCについてのお話がありました。私自身、中学の頃から英語の教科書を音読することが好きでしたが、それはテストで高得点をとるためであり、「いつ、誰に、何を伝えようとしているのか」といったことはほとんど意識しておりませんでした。まさにVCばかりに頼ってしまい、外的に口だけ動かす作業をしていました。しかし、この作業では全然意味がないということに今回気づくことができました。NVCの重要性を先生のお話を伺って切に感じました。私が将来、教員として英語を教えることが出来た際にはnon-verbal communicationも大いに活用し、「心」を意識しながら障がいのある子どもとでも英語でコミュニケーションをとれるような先生になりたいと感じました。

今回のシンポジウムには小学校から大学まで様々な場面で英語教師としてご活躍される先生が参加されており、大変貴重な学びの時間を持つことができました。若輩者の私めが参加してよいのかとも思いましたが、参加してみて本当に良かったです。ありがとうございました。

3月なのにまだまだ寒いですが先生も体調など崩されないようにご自愛下さい。
本当にありがとうございました。