常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

on-paper appeal

昨夜のサッカー日本代表対NZ戦を観ようと思っていたら突然、ピンポーン。何事かと思ったらいつものクルマのdealerのIさんが突然の訪問。

彼は家内のクルマを安全装置(例の自動ブレーキなど)が付いた同じ車種に入れ替える提案(まだ1年しか経っていないのに...)をしており、そのpushに来たんだなあと思いましたが、サッカーが観たいので今日は適当にお引き取りを願おうと、ふと目をやると、なっ、なんとBMW 6 Gran Coupe 650が表にあるではないですか。

            

アドレナリンが一気に上がり、こうなったらNZ戦もなんのその。Iさんの「戦術」とは分かりながらもこれを見逃す手はないので、早速、自宅周りの「試乗」とあいなりました。

「アクセルを踏み込まないように」とI さんが言うので慎重にスタート。そして動き出したその瞬間から現行の4発ディーゼルターボに慣らされた我が身はこの8発のモンスターにメロメロになってしまいました。

What is it? BMW has many different types of high-end car, but there is one sector that has eluded it – the four-door coupe market that Mercedes has had sewn up with the CLS since 2004. Finally though, those for whom the 5-Series is not stylish enough and the 7-Series is too dour have a sleek new option from BMW: the four-door, five-seat 6-Series Gran Coupe.

It’s a very stylish car, BMW choosing to go for pretty elegance rather than wilfully odd (Audi A7 Sportback), uglier-than-the-first-one (CLS MkII) or just plain ugly (Porsche Panamera). Of the storming engine trio, the 313bhp 640d has most on-paper appeal, and the whole concept of the 6-Series Gran Coupe suddenly gives the 6-Series range substance that it lacked when it was just coupe and convertible.

http://www.topgear.com/uk/bmw/6-series-gran-coupe/verdict

on-paper appealは「文書、書類、理論上は」という意味合いで用いられますが、クルマの場合、「カタログ上は」という訳もありだなと思いながら、paperではなく、実感としてその上質な乗り心地、人車一体とはこのことと痛感した次第です。

しかしながら、なんだかんだで総額 1400万円以上のおクルマに手をつけることとは無謀。「いつかは」という新たな目標を確認した次第です。ということで、術中に(よろこんで)はまったわたしは後先を考えずに家内のクルマの入れ替えにサインをしてしまったのです。(UG)

http://www.youtube.com/watch?v=jNeIW-xEBeo