常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

wind up

森元首相が、浅田選手のショートプログラムの演技を見た後に、「大事な時には必ず転ぶ」と発言したことで、波紋を呼んでいます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140220-00000169-jij-pol

wind upを取り上げます。これは第四語義の「・・・[・・・で]終わる[with]」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)となります。同書の例文にも目を通してみますと~up the meeting [speech]で「会議[スピーチ]を終える」(ibid)と説明がありました。更に、ここで注意したいのはwindの発音です。恥ずかしながらも、私はwindが動詞と名詞では発音が異なることを知らなかったため、/wɪnd ʌp /と発音すると思っていたのですが、 ここでは動詞なので、正しくは/waɪnd ʌp/と発音します。また、この表現は「[野球]<投手が>ワインドアップする」(ibid)というように、カタカナ語としても日本では使われています。(Shou-VR*)

Tokyo 2020 chairman Mori critical of Asada, ice dancing brother and sister
Asada performed sensationally in the free skate on Thursday night, however. She landed her trademark triple axel and wound up with a season’s best of 142.71. That gave her a total of 198.22.

http://www.japantoday.com/category/sports/view/tokyo-2020-chairman-mori-critical-of-asada