常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

UCLAだより

一昨日、幕を閉じたゼミ 白金台分署からLAへと旅立った学生からのたよりです。もうひとりのS win templeはどうしているのだろうか。(UG)


私は現在米国にあるUniversity of California, Los Angeles(UCLA)という大学に来ております。


こちらの冬学期が始まったばかりなので、秋学期の体験を軸に報告をさせていただきたいと思います。秋学期には自分の興味のある学問を学ぶという目標から、応用言語学の上級生用の授業、心理学の下級生用の授業、および心理学の上級生用の授業を受講しておりました。


応用言語学の上級生用の授業ではESL/EFL環境における英語の教え方の理論や実践を学び、授業の一環として実際にUCLAで開講されているESLのクラスを観察させていただきました。心理学の下級生用の授業では心理学に関連した内容全般を学びました。こちらのクラスで大変だったことは事前知識が全くなかったことです。その時に私自身の語彙力の弱さを感じました。そのため重要語句は必ず辞書を開き、わかるまで何度も教科書を読むようにしておりました。心理学の上級生用の授業では人間の健康と心理学の関係を学ぶことができました。


こちらの授業を受講した理由としてはカリフォルニア大学ロサンゼルス校という環境の中でもトップクラスの学生と共に学問を学んでみたいという気持ちからでした。そのクラスはこれまで受けてきた授業の中で最も厳しいものでした。具体的にはCortisol, Tranquilizer, Malpractice, Anterior Cingulate Cortex, Analgesia, CAGB(Coronary Artery Graft Bypassの略)などのような専門用語が授業中に頻繁に飛び交うようなイメージです。その授業に出席している学生の大半が医者やカウンセラーなどの専門職を目指している学生でした。


この授業に対してはほぼ毎日の予習と復習が必要で、心理学の下級生用の授業と比べても難易度はかなり高かったです。以上のことから、自らの英語力がまだまだ甘いということを痛感しました。冬学期の目標としては授業の一環として、あるカリフォルニアの高校でTutoringをさせていただけることになったので英語で英語を教える環境がどのようになっているかを実際の現場から学んでいきたいと考えております。(pantmime)