常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

dance

コンピュータはどこまで進歩していくのでしょうか。コンピュータが取引の交渉業務を行えるのかという記事です。

Computers can play chess but can they negotiate business deals?

The game of chess and the process of business negotiation share many similarities. Two sides engage in a strategic dance toward their objectives. Back and forth, each player's move affects the other's next move in an exciting tangle of calculation and strategy.

http://economictimes.indiatimes.com/articleshow/26568641.cms?utm_source=contentofinterest&utm_medium=text&utm_campaign=cppst

 この記事の中で, "dance"という表現を拾います。weblioの中に"dance"を「パターンのある動き」としている記述がありました。戦略の捉え方は色々とあるのですが,一説では戦略をパターンとして捉えております。つまりトップマネジメントが立案した戦略に沿って行動を行うということは従業員の行動に一連のパターンが生まれているという考えです。
 70年代後半にノーベル賞を受賞したハーバードサイモンは意思決定の問題を取扱いました。その中でコンピュータにできる意思決定(構造的意思決定)とできない部分(非構造的意思決定)を明らかにしています。今後,技術革新によりコンピュータが人間に代わってできる活動はどこまで増えていくのかが気になります。(Ume)