常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

language of business

本日は“Language of business”についてみていきます。「ビジネスの言語」と訳しますが,会計の別名として使われます。つまり会計の仕組みさえ理解すれば世界中の企業の財政状態や運用成績を把握することができるためです。
会計の基本的な仕組みは世界でも共通しているのですが,より具体的な経済的取引に対する規定(会計基準)には違いがあります。日本の会計基準米国会計基準国際会計基準(欧州)が会計基準の大きな地位を占めております。なぜ国ごとに会計基準が異なるのかというと会計は各国の文化や習慣を基にルールが決まっていくからです。そのため,世界共通の会計基準を作ろうという動きが出てきております。
会計とは関係ありませんが,エスペラント語というものがあるという話を聞きました。人工的に言語を作り世界の共通言語として使うというものです。エスペランド語を使えば対話を行うときに特定の国の言葉を使わなくて済むという考えです。しかし,エスペラント語はあまり普及していないそうです。
会計基準を世界統一させるという動きも現在停滞しております。会計も各国状況や習慣を基に発展しているので人工的に会計基準を作ってもうまく適用するできない場合が出てきてしまうのです(Ume)。