常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

2013-10-26から1日間の記事一覧

lie-in

今週日曜日に英国では夏時間が終了となるため時計の針を1時間戻す必要があります。しかしながらもそうすべきか否かの議論が今年も深まっています。記事はThe Independentからの引用です。lie-inを取り上げます。文中では第二語義の「((英略式))朝寝坊」…

cover #3

GPさんのfollow-upです。記事はThe Japan Timesより引用します。coverに着目しました。尚、別語義のcoverにつきましては以前ブログでも取り上げられていますので、こちらも併せてご参照いただければと思います。cf. cover - 田邉祐司ゼミ 常時英心:言葉の森…

language of business

本日は“Language of business”についてみていきます。「ビジネスの言語」と訳しますが,会計の別名として使われます。つまり会計の仕組みさえ理解すれば世界中の企業の財政状態や運用成績を把握することができるためです。 会計の基本的な仕組みは世界でも共…

mens sana in corpore sano #2

本来なら某高校の研究報告会があったはずなのですが、台風のため延期となりました(賢明なご判断!)。しかし家にいるならいるで、おいそれとは休ませてはもらえないのが父親のつらいところ。朝は息子をしっかりと駅まで送り、家族サービス。その帰り道に聞…

mid-tantrum

赤ちゃんを寝かせたままその周囲をグッズで飾り、写真に撮るというのがママさんたちの間で流行っていましたが、これはその派生形?派生形の方はかんしゃくを起こした赤ちゃんをパチリ(パシャ?カシャ?)とカメラに収め、かんしゃくの理由を添えるというも…

remain offline #2

↓のGPくんと同じ記事から、offlineという表現の復習です。offlineは第一義としては文字通り「ネットワークやホストコンピュータに接続されていない状況のこと」ですが、原発事故関連の記事では「〈機械が〉作動していないで」、「稼動停止状態で」という意味…

for a long stretch of Japan’s northeastern coast

昨夜と言いますか、今朝のことでしたね。午前2時10分ごろに起きた地震はあの日を思い起こさせるような揺れで、それも結構、長い間続きました。北海道から西日本まで幅広い範囲で地震を観測したこの地震の震源地は福島県沖で3/11の余震であるとの発表…

chin up

映画スパイダーマン2よりHey. Chin up, ok?というフレーズのchin upに着目致しました。早速手持ちの辞書で確認してみますと「((略式))がんばれ、元気を出せ(Cheer up!)」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)とあり、Cambridge Dictionaries Online…

opprobrium

予報では1987年以来の強風が英国を襲う見込みです。opprobriumに着目しました。早速手持ちの辞書で確認してみますと文中では第二語義の「悪口、非難」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)の意になります。(Shou-VR*)Worst weather since the Great Stor…

run the gambit of O

昨日の授業中よりrun the gambit ofを取り上げます。gambitは元々、チェスから着たことばで、「有利なポジションを得るために、プレーヤーが重要でない駒を捨てる、ゲームの初期のチェスの一手」を指します。そこから「切り出し、策略、口火、いとぐち、先手…

drive fishing

同じくUG先生との会話よりdrive fishingを取り上げます。ここでのdriveは第八語義の「追うこと」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)の意で、drive fishingでは「追い込み漁」になります。先生が九州の講演でpushed outputを比喩的に説明されたときに使…

The lull [calm] before the storm.

UG先生との会話からThe lull before the storm.を取り上げます。lullと言いますと「(暴風雨などの)小やみ、中休み、なぎ」(『ジーニアス英和辞典 第3版』大修館)を思い浮かべますが、The lull [calm] before the storm.で「あらしの前の静けさ」(ibid…