常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

Sessionの感想

IETS の初日から早くも一週間が経ちました。

先週の今頃は不安、緊張という気持ちの中におりましたが、今は充実した気持ちで満たされています。
これも、何よりもまず、4日間ご指導くださったUG先生、他の先生方、運営に尽力してくださった専修大学の方々、同大学のゼミ生仲間、すべての方々のおかげであると心から感謝しています。

充実した気持ちでいられるのも、様々な学び、これからの自分に変化を起こすであろう学びが、4日間の中で多くあったからです。

4日間を振り返ってみると、「周囲から影響を受ける」ことが多かったように思います。

例えば、2時間のfree time にMicro teaching を練習し合う仲間、夜遅くまでMicro teaching の練習をする仲間、そしてその練習の手伝いをする仲間がいました。自分自身もある程度時間をかけて準備をしてきていたつもりだったのですが、このような学びへの姿を見て自分はmotivationをいただきました。

また、どんなに短い休み時間の間でも辞書を引いて過ごしている専修大のゼミ生や、すべての文章に発音記号が書かれた専修大ゼミ生のアメリカ口語教本を見て、また、広島からはるばるお時間を割いて来て頂いた院生のRichieさんの日本人外国語学習者のトップレベルの英語力を目の当たりにして自分の背中をpush されたような気がしました。

それまでの自分は、「勉強は自分でするもの」という意識を強く持っていたような気がします。確かに最終的にはこれも正しいのかとは思いますが、「他者から学ぶこと」「他者と学ぶこと」を忘れてしまっていることに気づかされました。普段からUG先生がおっしゃっている、「何人か、仲間と学ぶように」という教えの意味を、恥ずかしながらようやく理解できたような気がします。

4日間の中でとても心に残った言葉があります。

それはUG先生がおっしゃった
「花咲くのは5年後」という言葉です。

今までの英語学習では、学習したらすぐに自分の力になり、使えるようになるというように、すぐに効果があることを期待していました。しかし、勉強をしてもすぐ効果が実感できず、諦めてしまう。

このサイクルを繰り返していました。

しかし、UG先生のこの言葉にあるように、今、一生懸命になって学習したことが花咲くのはずっと後であり、今、一生懸命にやっていること、英語学習の成果が出ることは、一つひとつを積み重ねたずっと先であるということを学びました。

このように考えると、目先に学習の成果があることを当てにして一喜一憂している自分がいかに情けないものであったのかを思い知らされました。

4日間の sessionの中でこの大切なことに気付くことができたことは、英語学習者として、教師を目指す者として、人間として本当に
ありがたいことだと思います。


4日間のsession の中で、周囲の方々、先生の言葉に良い影響を受けました。この session で学んだことを心にとめ、教師を目指す者として、周囲へ良い影響を与えられる者になれるよう、様々な面で学び、成長していきたいと思います。(dew)