常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

in the nick of time

映画『スパイダーマン3』から取り上げます。

Spider-Man: You came.

New Goblin: Looks like just in the nick of time.

Spider-Man: A couple of minutes ago wouldn't have been so bad either.

New Goblin: [Smiles] What are you gonna do?

注目するのはin the nick of timeです。
手持ちの辞書で調べると、nickには「刑務所、小さい切り傷、欠け跡状態」とありin the nick of timeで「(危うく)間に合って、ちょうどいい時に」とありました(『ジーニアス英和辞典』第四版、大修館)。
このシーンの状況としては、スパイダーマンが二人の敵に滅多打ちにされているところをニューゴブリンが助けに来ました。
今回の状況としては、「危機一髪」と似たようなニュアンスでしょうか。
この表現はあと少しで手遅れになるところだった時に使うのでしょうか。
あまり使いたい状況には陥りたくありませんね。(Sugar)

http://www.imdb.com/title/tt0413300/quotes