常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

no-go zone

Google gives glimpse inside no-go zone
Street View service to shed light from inside Tohoku ghost town

http://www.japantimes.co.jp/news/2013/03/28/national/google-street-view-provides-glimpse-inside-japans-nuclear-no-go-zone/#at_pco=cfd-1.0

昨日、Shou-VR*くんもGoogleのカメラが福島県浪江町に入ったことを取り上げていましたが(http://d.hatena.ne.jp/A30/20130328/1364482750)、同じニュースを違う記事から取り上げます。
今回取り上げる表現は、見出しのno-go zoneです。見た通り「行ってはいけない区域」、つまり「立ち入り禁止区域」のことです。(『ジーニアス英和辞典 第4版』大修館)しかし今回ストリートビューで公開されたのは、浪江町の半分が指定されている「警戒区域」なので、そのまま警戒区域という訳になりますね。ちなみに浪江町の残り半分は「計画的避難区域」に指定されています。

原発の事故により復興が一向に進まない現状を世界に発信するため、また、福島の原発事故を知らない子どもたちにもこのことを伝えていくために、浪江町がグーグルに依頼して撮影されたそうです。私も一刻も早く復興が進むことを願っています。(Haramii)