常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

研究会のご案内

どうぞ遊びに来てください!(UG)
日本英語教育史学会 第240回 研究例会のご案内
 日  時: 2012年11月18日(日)午後2時〜5時
 会  場: 筑波大学東京キャンパス文京校舎432号室
(東京都文京区大塚3-29-1)
 参 加 費: 無料

研究発表1
  「中浜萬次郎と『英米対話捷径』」
          乾 隆 氏(東京家政大学
【概要】
 日本の開国に貢献したジョン万次郎こと中浜萬次郎の英語習得のプロセスを紹介し,日本で最初の実用的英会話教本『英米対話捷径』の特徴を主に音声学的な視点から考察します。

研究発表2
  「イギリス人英語教師R. Ponsonbyに関する研究:京都一中時代を中心に」
          保 坂 芳 男 氏(拓殖大学
【概要】
 戦前,西日本を代表した京都一中には,ロンドン生まれの英語教師Ponsonby(1878-1937)がいた。彼は若いころ病弱で,転地療養のため日本を訪れた。そこで日本独特の文化に興味を持ち,神道や皇室の研究を始める。と同時に,大正末期から昭和初期にかけて,東京の成蹊学園や京都一中で全くの無給で英語を教えた。今回の発表では特に5年間教えた京都一中でのPonsonbyの授業の様子,その経験を生かして晩年彼が書いた「日本の教育制度—その改革への提言」(1933年)を紹介したい。

 問合先: 日本英語教育史学会例会担当(保坂 芳男)
      メール: yhosakaアットner.takushoku-u.ac.jp   
      TEL&FAX: 042-665-3225(拓殖大学・保坂研究室)