常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

地域学習ボランティア団体の活動に参加して(ENDough)

私も8月20日から5日間、Minnesota君と一緒とある中学校で行われている地域学習支援ボランティアに参加してまいりましたので、簡単にその感想を述べさせて頂きたいと思います。
このボランティア団体の内容は主に「スローラーナ―」の学生に焦点を当ててその子たちの支援を『講師』としてしていくという事でした。対象科目は英語と数学で、私とMinnesota君は英語を担当させて頂きました。

今回のこのボランティアでは感じた反省・感想は多くありますが、その中でも強く感じた事は二点あります。

まずは私自身の知識の引き出しの少なさです。生徒達は好奇心が旺盛なので、色々な事を聞いてきます。答えられる事は全部答えましたが、時々、手持ちの辞書に頼る事もありました。生徒に尋ねられたら即座に答える事ができるという事ができなかったので、日々の鍛錬をしていく必要があると感じました。

もう一つは指導のありかたについて考えさせられました。活動中、ある生徒から「なんで英語を勉強しなければいけないの?」と聞かれたことがありました。その時は自分が思う理由を話しましたが、改めて英語を学習する意義を考えさせられました。他にも教える立場としてテストの為の勉強をするのか、学習内容が定着したかどうかを確認する為にテストをするのか、など英語を教えるという事の意義もとても考えさせられました。

今回のボランティアを振りかえると、経験させて頂いた事は教師という職業に通ずるところがある多くあるように思えます。この経験をしっかりと自分の種にして日々の鍛錬に励んでいきたいと思います。最後になりましたが、今回のような貴重な経験をさせて頂く機会を与えて下さった皆さま、そしてご紹介して下さったUG先生に深く感謝申し上げます。誠にありがとうございました。(EnDough)