常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

関東甲信越英語教育学会 群馬県大会報告(Lbow-Shoulder)

卒業生のLbow-Shoulderです。8月18日、19日に行われた『関東甲信越英語教育学会(KATE) 群馬研究大会』に参加しました。昨年学生スタッフとしてKATEに参加しましたが、今年は「まさか」の発表者としての参加でした。

研究発表にあたり、私が意識したことは「伝え方」です。研究発表の概要が「コミュニケーションとしてのライティング」だったため、研究発表でも伝え方に重視しました。とりわけ、話す速度、声量、姿勢の3点に注意しました。研究発表は1人20分という制限時間がある中で行われます。そのため、研究内容を全て伝えきることはできません。話す速度が速すぎては、内容が伝わりにくく、遅すぎても聴衆を飽きさせます。声量も大きすぎても小さすぎても聞き取りにくくなってしまいます。話す姿勢は良ければ問題はありませんが、悪ければ研究内容まで悪く見えてくるでしょう。

これらの問題点を解決するために行ったのは、「リハーサル」です。学部生の頃から「覚えるほど練習すること」の重要性を学んでおりました。同じく大学院に進学した仲間とリハーサルを繰り返し、フィードバックし合いました。そのため、発表原稿は作成しておりましたが、当日はそれを見ずに、伝えることに専念できたのだと思います。また、こちらも学部生の頃に田邉先生から学んだことですが、リハーサルをしたことで原稿を読まずに発表したため、“扇風機”を意識しました。“扇風機”とは、「話す際に扇風機の首ふりのように聴衆に視線を向けること」です。「伝える」際に相手を意識することの重要性を改めて認識しました。

どれほどの方に私の研究発表が伝わったのかは定かではありませんが、代わりに多くのフィードバックをいただきました。そのフィードバックを基に反省し、次回につなげたいと思います。

最後になりましたが、田邉先生や上村先生を初め、GPさんやOthelloさん、EnDoughくんやMinnesotaくんなど多くの方々に研究発表を見に来ていただき大変感謝しております。誠にありがとうございました。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。(Lbow-Shoulder)