常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

『辞書の鬼』

昨日の「夕刊フジ」に「辞書の鬼」と称された入江祝衛の評伝が取り上げられていました。

独学列伝により入江のことは何となく知っておりましたが(知ったつもりになっていた)、彼が、4月にRobert Gerhardの調査に赴いた東北学院(戦前)の出身者とは露知らず、びっくり(Robertの父上 Paulと同僚だった!)。

また、娘さんである富永そひやさんもハーン会の会報にも取り上げられており、またまたびっくり(稲垣明男 2000 『記憶との再会』)。

ともかくも、このように英語に我が身を捧げる「大人」が少なくなった昨今、なおさら明治の先達の生き様が愛おしくなります。『辞書の鬼』、読んでみます。

と言いながら、今夜は、なでしこ観戦のため、これにて就寝。明日は早いぞ!勝つぞ!(UG)

         

PS Amazonでの同書の在庫はあと僅かとのことです。