常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

第11回かながわティーチャーズカレッジ感想(Sugiuchi)

昨日,第11回かながわティーチャーズカレッジに参加してきました。今回は「模擬授業」を各グループに分かれて行いました。グループのメンバーは,教科や校種に関係なくランダムに振り分けられているので,色々な教科・校種の模擬授業を見ることができて大変勉強になりました。

私のグループでは,小学校の算数・社会,中学校の理科・音楽・英語,高校の現代社会・公民・英語,そして特別支援の模擬授業が行われました。みなさんの模擬授業は十人十色で大変興味深かったのですが,今回特に勉強になったのが,「校種間での教師の言葉が変わる」ことです。小学校は使う単語はとても簡単で一文一文が短く,中学校は一文一文が短くなっていますが少しずつ抽象的な表現が入ってきます。高校は一番高尚な表現が使われているのですが,特筆すべきは特別支援学校です。「ボランティア」が模擬授業のテーマだったのですが,キーワードをゆっくり噛み締めるように提示し,繰り返し,生徒と一緒に発音している教師役の姿は大変印象的でした。この姿勢をそのままではありませんが,英語にも応用できるかなと思いました。

次回のカレッジも「模擬授業」です。どんな授業を見ることができるか楽しみです。(Sugiuchi)