常時英心:言葉の森から 1.0

約10年間,はてなダイアリーで英語表現の落穂拾いを行ってきました。現在はAmeba Blogに2.0を開設し,継続中です。こちらはしばらくアーカイブとして維持します。

日本英語教育史学会月例会 感想(GP)

専修大学神田キャンパス開催された第236回日本英語教育史学会月例会に参加してきました。今回発表された先生は,国立鳥羽商船高等専門学校の鈴木聡先生と,専修大学(非)の河村和也先生です。
内容はSugiuchi君が書いてくれているので省略させて頂きますが,今回,学会に参加し,2つの研究発表をお聞きする中で,「研究テーマとアプローチ法」について改めて考えさせられました。田邉先生は日頃から「研究テーマはシンプルに」と仰っておりますが,まさにその重要性を感じました。人物に関する「エピソード」や歴史のある一点(新制高等学校の入試への英語の導入)に絞った研究がなされていました。研究するテーマによってアプローチ法が決まってきますが,広い視野を持って研究活動を行うためには,見聞きして様々な研究アプローチを知っておくことは大切だなと思いました。
私自身,今春から研究を進めていくことになるので,今のうちに色々な学会などに参加して多くの研究モデルを見ておきたいと思います。末筆ながら専大で本学会の月例会が行われるのはこれが最後です。横浜国立大学院に進学するはずのLbow-Shoulderや,教職で捲土重来を期そうとしているカメ女さんがこなかったのには今更ながらがっかりしました。(GP)